Webサイト閲覧の「セッション」とは?
インターネット上の様々なサービスを利用する際、利用者の行動はアクセス解析の重要な指標となります。その指標の一つに「セッション」と呼ばれるものがあります。
ウェブサイトのアクセス解析において「セッション」とは、利用者がそのサイトを訪れてから離脱するまでの一連の行動を指します。これは「訪問」や「ビジット」とも呼ばれます。
例えば、利用者がサイトを訪れて商品情報を閲覧したり、ショッピングカートに商品を入れたり、動画を視聴したりといった行動は全て「セッション」として記録されます。つまり、利用者がサイトを訪れてから離脱するまでの間に行った一連の行動が1つのセッションとしてまとめられるのです。
セッションは、ウェブサイトの利用状況を分析する上で重要な指標となります。セッション数を分析することで、サイトへの訪問者数や、訪問者がサイト上でどのような行動を取っているのかを把握することができます。
セッションは、利用者がサイトにアクセスした時点から、一定時間操作がなかった場合に終了とみなされます。この一定時間はサイトによって異なり、一般的には30分程度に設定されていることが多いです。つまり、30分以上間隔を空けて再びサイトにアクセスした場合、それは別のセッションとしてカウントされます。