ウェブセキュリティ

セキュリティ強化

ウェブアプリの守護神!WAFでセキュリティ強化

- ウェブアプリケーションファイアウォールとは インターネットは今や私たちの生活に欠かせないものとなり、企業活動や個人のコミュニケーション、情報収集など、様々な場面で利用されています。それに伴い、ウェブサイトやウェブサービスを提供する企業も増加しており、重要な情報資産を扱うケースも多くなっています。しかし、利便性が高まる一方で、インターネットを介したサイバー攻撃のリスクも増加しているのが現状です。悪意のある攻撃者たちは、ウェブサイトやウェブサービスの脆弱性を突いて、情報を盗み出したり、システムを破壊したりしようと試みています。 このような脅威から貴重な情報資産を守るための対策として、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)が注目されています。WAFとは、ウェブアプリケーションへのアクセスを監視し、不正なアクセスを遮断するセキュリティシステムです。外部からの攻撃を検知し、アプリケーションへの攻撃を未然に防ぐことで、ウェブサイトやウェブサービス、そしてその利用者を保護します。 具体的には、WAFはHTTP/HTTPSなどのウェブ通信を監視し、攻撃の特徴とされるパターンと照合することで、不正なアクセスを検知します。例えば、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を検知し、ブロックすることで、情報漏洩やサービスの停止といった被害を防ぎます。 このように、WAFはウェブアプリケーションのセキュリティ対策として非常に有効な手段と言えるでしょう。
脆弱性

ウェブサイトの落とし穴!クロスサイトスクリプティングから身を守る

インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなりましたが、それと同時に、目に見えない危険も潜んでいます。その一つが、クロスサイトスクリプティングと呼ばれる攻撃です。 クロスサイトスクリプティングは、略してXSSとも呼ばれ、信頼できるウェブサイトになりすまして、利用者を騙そうとします。 例えば、よく利用するショッピングサイトを思い浮かべてください。そのサイトに、悪意のある第三者が仕掛けた罠があるとします。いつものようにログインしようとすると、実は偽のページに誘導され、IDやパスワードを盗み取られてしまうかもしれません。 さらに悪質なケースでは、ウイルスを仕込んだプログラムを送り込まれ、パソコンを乗っ取られてしまうこともあります。 このような被害を防ぐためには、ウェブサイトの運営者が適切な対策を講じることが重要です。しかし、利用者側も、安易に個人情報を入力しない、セキュリティソフトを導入するなど、自衛策を講じることが大切です。