
猛威を振ぶるランサムウェア IceFire:企業と個人のための防御策
- ランサムウェア IceFire とはIceFireは、2022年3月頃から世界中で猛威を振るっている、コンピュータウイルスの一種です。このウイルスは、感染したコンピュータ上のファイルに鍵をかけてしまい、ファイルを開いたり、使用したりすることをできなくしてしまいます。そして、その鍵を解除する代わりに、金銭を要求してきます。IceFireは、当初Windowsを搭載したコンピュータを狙った攻撃がほとんどでしたが、最近では、Linuxを搭載したコンピュータにも感染することが確認されており、その脅威は拡大しています。企業が業務で使用するコンピュータだけでなく、個人が所有するコンピュータも標的となるため、注意が必要です。では、一体どのようにして、このIceFireに感染してしまうのでしょうか?その経路は実に様々です。例えば、身に覚えのないメールに添付されたファイルを開いてしまった場合や、安全性が確認されていないウェブサイトを閲覧した際に、ウイルスが侵入してしまうことがあります。また、コンピュータにインストールされているソフトウェアの脆弱性を突いて、IceFireが侵入してくるケースもあります。IceFireからコンピュータを守るためには、日ごろからの対策が重要です。不審なメールに添付されたファイルは開かない、信頼できるセキュリティソフトを導入する、こまめにソフトウェアの更新を行うなど、基本的な対策を徹底することが大切です。万が一、IceFireに感染してしまった場合は、速やかに専門機関に相談しましょう。