サポート詐欺

サイバー犯罪

巧妙化するネット詐欺にご用心!:サポート詐欺の手口と対策

- インターネットの危険サポート詐欺とは?インターネットは私たちの生活を便利で豊かなものにしてくれますが、その一方で、危険も潜んでいることを忘れてはなりません。その危険の一つに「サポート詐欺」があります。サポート詐欺とは、インターネット利用者を狙った悪質な詐欺の手口です。犯人はまず、偽の警告画面やポップアップをパソコン上に表示させます。そこには「ウイルスに感染しました!」「システムエラーが発生しました!」といった警告メッセージと共に、不安をあおるような音声が流れます。そして、解決策を提示するふりをして、画面上に電話番号を表示するのです。騙されてその電話番号に電話をかけてしまった利用者に対して、犯人は巧みな話術を使ってきます。「今すぐ対応が必要」「このソフトを購入すれば解決します」「遠隔操作で直します」などとまくし立て、セキュリティ対策ソフトの購入やサポート費用などの名目で現金を振り込ませようとします。最近では、画面上に表示される電話番号が正規の企業や団体のものと酷似しており、見分けがつきにくくなっているケースも増えています。サポート詐欺の被害に遭わないためには、不審な画面が表示されても、表示されている電話番号には絶対に電話をかけないことが重要です。また、身に覚えのない請求や、不審なメール、電話には応じないようにしましょう。不安な場合は、家族や友人に相談したり、警察や消費者センターに連絡するなどして、冷静に対処してください。少しでも怪しいと感じたら、インターネットの接続を切ってしまいましょう。日頃からセキュリティソフトを導入し、OSやソフトウェアを最新の状態に保つことも大切です。