企業のセキュリティ対策に!SCCM/MECMでできること
- SCCM/MECMとは
SCCM/MECMは、組織内の多様なデバイスを一元管理する上で非常に有用なツールです。
SCCM(System Center Configuration Manager)は、マイクロソフトが開発したシステム管理製品です。2019年4月からはMECM(Microsoft Endpoint Configuration Manager)という名称に変更されましたが、現在でもSCCMと呼ばれることが多くあります。
企業では、パソコン、サーバー、モバイル端末など、様々な種類のデバイスを業務で使用しています。これらのデバイスを効率的に管理することは、企業にとって非常に重要です。SCCM/MECMを利用することで、ソフトウェアの配布や更新、セキュリティ対策、ハードウェア/ソフトウェアのインベントリ収集などを一元的に行うことができます。
例えば、新しいソフトウェアを配布する場合、従来は各デバイスに手動でインストールする必要がありました。しかし、SCCM/MECMを使用すれば、管理者が一括でソフトウェアを配布し、自動的にインストールさせることができます。また、OSやアプリケーションの更新も、SCCM/MECMを通じて自動的に行うことが可能です。
このように、SCCM/MECMは、企業のIT管理業務を効率化し、セキュリティを向上させる上で非常に重要な役割を果たしています。