セキュリティアプライアンス

ネットワーク

世界を守るFortiGate:ネットワークセキュリティの要

- FortiGateとはFortiGateは、アメリカのネットワークセキュリティ企業であるフォーティネット社が開発した、統合脅威管理アプライアンスと呼ばれる製品です。企業や組織のネットワークの入口に設置することで、外部からの攻撃や内部からの情報漏えいを防ぐ、いわばネットワークの門番としての役割を担います。FortiGateは、ファイアウォール、VPN、アンチウイルス、侵入防御システム、Webフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能を一つの機器に統合している点が特徴です。従来は、これらの機能をそれぞれ別の機器で提供していましたが、FortiGateは単一の機器で提供することで、管理の負担を軽減し、コスト削減を実現します。FortiGateは、世界中の様々な規模の企業や組織で広く導入されており、そのシェアは世界トップクラスを誇ります。高い性能、豊富な機能、そして優れた使いやすさが評価され、多くの企業から信頼を得ています。FortiGateは、常に最新の脅威に対応するために、日々進化を続けています。最新の脅威情報を基に、常にセキュリティ機能の強化や改善が行われており、安心して利用することができます。
セキュリティ強化

Webアプリを守る盾! SecureSphereとは?

- Webアプリケーションファイアウォールとは インターネットを通じて様々なサービスを提供するWebアプリケーションは、今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。しかし、その利便性の裏では、悪意のある攻撃者から常に狙われているという側面も持ち合わせています。日々巧妙化する攻撃の手口からWebアプリケーションを守るための対策として、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の導入が注目されています。 従来型のファイアウォールは、外部からの不正アクセスを遮断することで、ネットワーク全体を保護してきました。しかし、Webアプリケーション特有の複雑な通信内容を解析することは難しく、攻撃を正確に見分けることができませんでした。そこで、Webアプリケーションへのアクセスだけを重点的に監視し、不正なアクセスをブロックするのがWAFの役割です。 WAFは、Webアプリケーションとインターネットの間に設置され、全ての通信を監視します。そして、あらかじめ設定されたルールに基づいて、攻撃とみなされる通信を遮断します。例えば、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといった、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を検知し、未然に防ぐことが可能となります。 このように、WAFはWebアプリケーションを標的とした攻撃から守るための重要なセキュリティ対策として、ますますその必要性が高まっています。
ハードウェア

セキュリティ対策の強い味方、アプライアンスとは?

- 特定の役割に特化した装置 -# 特定の役割に特化した装置 「アプライアンス」とは、ある決まった作業や目的のためだけに作られた機械のことを指します。私たちの身の回りにも、アプライアンスはたくさんあります。例えば、おいしいコーヒーを入れるためだけのコーヒーメーカーや、パンを焼くためだけのオーブントースターなどが、分かりやすい例でしょう。これらの電化製品は、それぞれの役割を果たすために必要な部品や仕組みが、あらかじめ組み込まれています。私たちは難しい操作を覚えなくても、簡単に使うことができます。 情報セキュリティの分野でも、このアプライアンスは重要な役割を担っています。特に「セキュリティアプライアンス」と呼ばれる機器は、企業のネットワークやウェブサイトを、様々な脅威から守るために活躍しています。外部からの不正なアクセスを防ぐ「ファイアウォール」や、ネットワーク上を流れるデータの中から怪しい動きを見つけ出す「侵入検知システム」などが、セキュリティアプライアンスの代表的な例です。 これらの機器は、特定のセキュリティ対策に特化して設計されているため、専門的な知識がなくても、高いレベルでセキュリティ対策を実施することができます。 つまり、セキュリティアプライアンスは、私たちの暮らしと情報社会の安全を守るために、重要な役割を担っていると言えるでしょう。