OSを理解してセキュリティ向上
- OSとは
OSは、"オペレーティングシステム"の略称で、日本語では"基本ソフト"とも呼ばれます。
コンピューターを動かすために無くてはならない存在であり、普段何気なく使っているパソコンやスマートフォンも、このOSを土台として動いています。
例えるなら、OSは家を建てるための土地のようなものです。
家を建てるには、まず土地が必要です。同じように、アプリケーションソフトを動かすには、まずOSが必要です。
OSは、アプリケーションソフトとハードウェアの間を取り持つ役割を担っています。
アプリケーションソフトからの指示をハードウェアに伝えたり、逆にハードウェアの状態をアプリケーションソフトに伝えたりすることで、コンピューター全体がスムーズに動作するよう調整しています。
また、OSはコンピューター全体の資源を管理する役割も担っています。
"資源"とは、CPUやメモリ、ストレージなどのことです。
どのアプリケーションソフトにどれだけのCPUパワーやメモリを割り当てるか、データをどこに保存するかなどを決めるのもOSの役割です。
このようにOSは、私たちがコンピューターを快適に使えるよう、裏側で様々な処理を行っているのです。