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インターネットの「道」を守ろう:トラフィックとセキュリティ

- トラフィックとはインターネットは、世界中のコンピューターがお互いに情報をやり取りする巨大なネットワークです。私たちがウェブサイトを見たり、メールを送ったりする裏側では、膨大な量のデータがこのネットワーク上を流れ続けています。まるで道路を車が絶え間なく行き交うように、インターネット上でもデータが行き交っています。このデータの流れのことを「トラフィック」と呼びます。インターネットを利用する私たちにとって、トラフィックは目に見えるものではありません。しかし、ウェブサイトを見ている時、動画を見ている時、メールを送っている時など、あらゆる場面でデータの送受信が発生し、トラフィックが発生しています。例えば、ウェブサイトを見ている時は、ウェブサイトのデータがあなたの使っている端末に送られてきています。逆に、メールを送る時は、あなたが書いたメールのデータが相手の端末に送られます。このように、インターネットを利用する際には常にトラフィックが発生しており、私たちの知らないところでデータの車がインターネットという道路を走り回っているのです。トラフィック量は、送受信されるデータの量が多いほど増加します。そのため、高画質の動画を見たり、大きなファイルをダウンロードしたりする際には、多くのトラフィックが発生することになります。インターネットの速度は、このトラフィック量によって影響を受けることがあります。例えば、多くの人が同時にインターネットを利用する場合、道路が渋滞するようにトラフィック量が増加し、インターネットの速度が遅くなってしまうことがあります。