ネットワーク

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アップロードを理解して情報漏洩を防ごう

- アップロードとはアップロードとは、インターネットなどのネットワークを通じて、お手持ちのパソコンやスマートフォンといった端末から、サーバーと呼ばれる別のコンピュータにデータを送信することを指します。日頃から私たちが何気なく行っている操作の中にも、アップロードは多く存在します。例えば、旅行先で撮影した写真や動画をSNSに投稿する際、サーバーに対してデータを送信しています。また、オンラインストレージサービスにファイルを保存する際にも、自分の端末からサービスを提供する会社のサーバーへデータを送信しています。このように、アップロードはデジタルデータのやり取りにおいて欠かせないものです。普段意識することは少ないかもしれませんが、自分の端末から外部のサーバーへデータを送信しているという認識を持つことが大切です。
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ネットワークの基礎知識:パケットってなに?

- インターネットにおけるデータの旅 インターネット上で買い物をしたり、動画を見たり、友達とメッセージをやり取りしたりする時、目には見えませんが、様々な情報がデータとしてやり取りされています。このデータは、まるで私たちが手紙を送るように、長い道のりを旅して相手の元に届けられます。 しかし、インターネット上のデータは、手紙のようにそのままの形で送られるわけではありません。もし、大きな荷物を一つのトラックで運ぼうとすると、道が混雑してなかなか相手に届けられないことがありますよね。そこで、インターネットの世界では、データを「パケット」と呼ばれる小さな単位に分割して送る仕組みが使われています。 パケットは、それぞれに宛先情報や順番が記されているため、インターネット上をバラバラに移動しても、最終的には正しい順番で組み立て直され、元の情報に復元されます。これは、複数の小型車がそれぞれ荷物を分担して運び、最終目的地で荷物を一つにまとめる様子に似ています。 このように、インターネットにおけるデータの旅は、パケットという小さな情報の運び屋によって支えられているのです。
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ネットワークを守る!ノード数の視点から考えるセキュリティ対策

私たちが日々当たり前のように使っているインターネットや会社のネットワーク。実は、その裏側では「ノード」と呼ばれる重要なものが活躍しています。 では、ノードとは一体何なのでしょうか?簡単に言うと、ノードとはネットワーク内の接続ポイントのことを指します。 例えば、あなたが今見ているこのウェブサイトを表示しているパソコンやスマートフォンもノードの一つです。また、情報を発信しているサーバーや、情報を中継するルーターやスイッチなども、全てノードとしてネットワークを構成しています。 これらのノードは、それぞれが役割を持っており、互いに情報をやり取りすることで、巨大なネットワークを築き上げています。 例えば、あなたがウェブサイトを見ようとすると、まずお使いのパソコンがそのウェブサイトのサーバーに対して情報の送信を要求します。その要求は、ネットワーク上にある複数のノードを経由してサーバーへと届けられます。そして、サーバーは要求された情報を再びノードを経由してパソコンに送り返します。このようにして、私たちはウェブサイトを見ることができるのです。 つまり、ノードはネットワークを支える、まさに「要」と言える重要な存在なのです。
ネットワーク

現代社会の基盤、ネットワークのセキュリティ対策

- ネットワークとは複数のコンピュータを繋いで情報をやり取りする仕組みを「ネットワーク」と呼びます。まるで糸電話のように、コンピュータ同士がデータのやり取りを行うことで、私達は遠くの人と連絡を取ったり、様々な情報を手に入れたりすることができるのです。ネットワークは、現代社会において無くてはならない存在となっています。例えば、私達が毎日使うインターネットも、世界中のコンピュータがネットワークで繋がっているからこそ利用できます。インターネット以外にも、会社で使う社内システムや、銀行のATMなどもネットワークによって成り立っています。ネットワークには、規模や接続方法によって様々な種類があります。例えば、自宅やオフィスなど、狭い範囲でコンピュータを接続する「LAN」や、より広範囲な地域を繋ぐ「WAN」などがあります。このように、ネットワークは私達の生活に欠かせないものとなっています。ネットワークの仕組みを理解することで、より安全かつ快適にコンピュータやインターネットを利用することができます。
セキュリティ強化

安全な通信の必須知識!VPNとは?

- VPNの概要インターネットは誰もが利用できる広大な情報網ですが、その反面、悪意のある第三者から常に危険に晒されているとも言えます。 カフェや空港で便利な公共のWi-Fiも、セキュリティの面では不安が残ります。そこで登場するのがVPN(仮想専用線)です。VPNは、インターネット上に仮想的な専用線を構築することで、安全なデータ通信を実現する技術です。イメージとしては、あなたのデバイスとインターネットの間に、誰にも覗かれない安全なトンネルを掘るようなものです。このトンネルを通ることで、あなたの大切なデータは暗号化され、第三者による盗聴や改ざんから守られます。例えば、公共のWi-Fiに接続している際にVPNを利用すれば、まるで自宅や会社のセキュリティが強固なネットワークに接続しているかのような安心感を得られます。VPNは、インターネットバンキングやオンラインショッピングなど、個人情報やクレジットカード情報を取り扱う際に特に有効です。また、企業にとっても、機密情報の漏洩を防ぐために重要な役割を果たします。このように、VPNは、現代社会において、安全にインターネットを利用するために欠かせない技術と言えるでしょう。
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これからのセキュリティの要!SASEとは?

- SASEの概要近年、働く場所や使う端末が多様化し、従来のオフィス中心のネットワーク構成では、セキュリティ対策が難しくなってきています。以前は、会社のネットワーク内部は安全な場所と考え、外部からの侵入を防ぐことに重点を置いていました。しかし、クラウドサービスの利用や自宅など会社以外の場所での仕事が増えたことで、この考え方が通用しなくなってきました。そこで登場したのがSASE(サッシー)です。これは、「Secure Access Service Edge」の略で、2019年8月にガートナーという調査会社によって提唱された、新しいセキュリティの考え方です。SASEは、利用者がどこでどんな端末を使っていても、安全に会社のデータやシステムにアクセスできるようにすることを目指しています。従来のセキュリティ対策では、会社のネットワークの出入り口にセキュリティ対策機器を設置して、外部からの侵入を防いでいました。しかし、SASEでは、利用者一人ひとりのアクセス状況に応じて、必要なセキュリティ対策を必要な時にだけ適用するという方法をとります。例えば、利用者が危険性の高いウェブサイトにアクセスしようとした場合には、アクセスをブロックしたり、警告を表示したりします。また、利用者が重要なデータにアクセスしようとした場合には、本人確認を強化したり、アクセスログを記録したりします。このように、SASEは、従来のセキュリティ対策ではカバーしきれなかった、様々な場所や端末からのアクセスに対して、柔軟かつ効果的なセキュリティ対策を提供することができます。
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インターネットの住所番地? – ASNの概要

- インターネットの構造 -# インターネットの構造 インターネットは世界中の膨大な数のコンピュータネットワークが複雑に繋がり合った、巨大なネットワークです。日々利用するメールやウェブサイト、動画配信サービスなど、あらゆる情報はこのネットワークを通じてやり取りされています。 では、離れた場所にあるコンピュータ同士はどのようにして繋がり、情報を届けているのでしょうか? インターネット上では、情報を発信元から受信先に届ける際、情報を小さなデータの塊に分割し、それぞれに宛先情報を付加して送信します。この時、宛先情報として、郵便番号や番地のように具体的な場所を指定するのではなく、ネットワークを識別する番号を用いて、情報を適切な経路へと導きます。 このネットワークを識別する番号の一つが「ASN(Autonomous System Number)」と呼ばれるものです。ASNは、インターネット上で独立した管理下にあるネットワークに割り当てられる、いわばネットワークの住所のようなものです。 インターネットは、このASNによって管理された大小様々なネットワークが相互接続することで成り立っており、世界中に情報を届けることを可能にしています。
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情報システムの要!インフラの重要性

- インフラとは -# インフラとは 情報システムを動かすには、目には見えないけれど欠かせない要素がたくさんあります。それらを総称して「インフラ」と呼びます。例えるなら、家にとっての基礎や柱、水道管のようなものです。 インフラがしっかりしていなければ、情報システムは安定して動くことができません。 インフラを構成する要素は、大きく分けて3つあります。 まず、情報を処理する「サーバー」です。 インターネットや社内システムへのアクセス、データの分析など、様々な処理を担っています。 サーバーは、情報システムの頭脳とも言える重要な役割を担っています。 次に、情報を保管する「ストレージ」です。 大量のデータやファイルを保存しておく場所です。最近では、データをインターネット上に保存するクラウドストレージも広く利用されています。 ストレージは、情報システムの記憶装置として重要な役割を担っています。 最後に、情報をやり取りするための「ネットワーク機器」です。 サーバーやストレージを繋ぎ、データの送受信を可能にします。 インターネットに接続するための回線や、情報を安全に送受信するためのセキュリティ対策機器も含まれます。 ネットワーク機器は、情報システムの血管のような役割を担っています。 これらのインフラは、私たちの生活や仕事に欠かせない情報システムを支える、重要な土台となっています。