ウェブサービスを止めるな!DoS攻撃から身を守る
- DoS攻撃とは
DoS攻撃とは、「サービス拒否攻撃」を意味する「Denial of Service攻撃」の略称です。
これは、特定のサーバーやネットワークに対して、大量のアクセスやデータを送信することで、システムに負荷をかけすぎ、本来は問題なく利用できるはずのサービスを妨害する攻撃のことを指します。
例えるなら、お店に一度に大量の人が押し寄せたり、電話が鳴り止まなくなったりして、本来のお客様へのサービス提供ができなくなってしまう状況と似ています。
ウェブサイトやオンラインサービスを提供している企業にとって、DoS攻撃は大きな脅威です。なぜなら、サービスが停止してしまうことで、顧客が離れてしまったり、ビジネスチャンスを失ったりするだけでなく、企業の信頼にも傷がつく可能性があるからです。
DoS攻撃には、攻撃者が単独で大量のアクセスを送信する以外にも、多くのコンピュータを不正に操作して攻撃に加担させる「ボットネット」と呼ばれる大規模なネットワークを用いた攻撃もあります。
DoS攻撃からシステムを守るためには、ファイアウォールや侵入検知システムなどのセキュリティ対策を講じることが重要です。また、攻撃を受けた場合に備え、迅速に復旧できる体制を整えておくことも大切です。