危険なアクセスポイントの見分け方
- アクセスポイントとはインターネットに接続するためには、パソコンやスマートフォンなどの端末と、インターネットとの橋渡しをする機器が必要です。 この橋渡しをする機器の一つにアクセスポイントがあります。 アクセスポイントは、電波を使って端末とインターネットを繋ぐ役割を果たします。近年、カフェやホテル、駅など様々な場所で、無料で誰でも利用できるアクセスポイントを見かける機会が増えました。 誰でも気軽にインターネットに接続できるようになったことは、大変便利である一方、危険も潜んでいます。例えば、悪意のある人物が、あたかも誰でも利用できるアクセスポイントのように見せかけて、偽のアクセスポイントを設置することがあります。 利用者が何も知らずに、この偽のアクセスポイントに接続してしまうと、大変危険です。偽のアクセスポイントに接続すると、インターネットを利用している際にやり取りする情報が、悪意のある人物に盗み見られてしまう可能性があります。 盗み見られる情報は、ウェブサイトの閲覧履歴や、入力したIDやパスワードなど、重要な個人情報を含む場合もあります。 また、ウイルスが仕込まれた偽のアクセスポイントに接続すると、端末がウイルスに感染し、情報が盗まれたり、端末を操作されたりする危険性もあります。無料のアクセスポイントを利用する際は、設置者やセキュリティ対策について確認することが大切です。 不審なアクセスポイントだと感じたら、接続は控えましょう。