セキュリティ対策の司令塔!SOCとは?
- SOC - セキュリティ対策の重要拠点
「セキュリティオペレーションセンター」、英語の頭文字を取ってSOCと呼ばれる組織は、企業などのセキュリティ対策の司令塔です。 インターネットに接続された機器は、パソコンやスマートフォンだけではありません。企業では、重要な情報を扱うサーバーやネットワーク機器など、様々なものがインターネットに接続され、稼働しています。これらの機器は、日々膨大な量の稼働記録を生み出しており、この記録は「ログ」と呼ばれます。
SOCは、情報セキュリティ機器やサーバー、ネットワーク機器から日々生成される膨大なログデータを24時間365日体制で監視・分析し、サイバー攻撃の兆候がないか、常に目を光らせています。まるで、スポーツの試合で、選手たちの動きを分析し、相手チームの戦略や次の攻撃を読み取る司令塔のようです。
そして、万が一、サイバー攻撃を発見した場合には、ただちに関係部署や責任者に報告し、被害を最小限に食い止めるための最初の対応を指示します。SOCは、企業にとって、安全を守るための頼もしい守護者と言えるでしょう。