割賦販売法

コンプライアンス

クレジットカードを守る!知っておきたいPCI DSSとは?

インターネットでの買い物やスマートフォンを使った支払いが当たり前になった今、クレジットカードを使う機会は大きく増えました。しかし、それと同時に、クレジットカードの情報が漏れてしまう事件も後を絶ちません。このような状況から、私たち消費者と、クレジットカードを扱うお店を守るために、「PCI DSS」と呼ばれるセキュリティのルールが作られました。 このルールは、クレジットカードの情報を取り扱うお店やサービスを提供する会社など、すべて事業者が守らなければいけない、とても重要なものです。クレジットカードの情報が漏れてしまったり、誰かに勝手に使われてしまう犯罪から、私たちと事業者を守るための、強力な防波堤のような役割を担っています。 具体的には、インターネットの接続部分や、クレジットカードの情報を読み取る機械、そして情報が保管されているデータベースなど、様々な場所に厳重なセキュリティ対策を施すことが求められます。パスワードを複雑なものにしたり、情報を暗号化したり、不正なアクセスを監視するシステムを導入するなど、多岐にわたる対策が必要です。 PCI DSSは、クレジットカードを安全に使い続けるために、なくてはならないものです。私たちも、日頃からセキュリティに対する意識を高め、パスワードの管理を徹底するなど、自衛策を講じていくことが大切です。