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大切な情報を守る!暗号化の基礎知識

インターネットの普及に伴い、私たちはオンラインで買い物や銀行取引、情報発信など、様々な活動を行うようになりました。これらの活動には、氏名や住所、クレジットカード番号、個人間のやり取りなど、重要な情報が欠かせません。しかし、便利な反面、インターネット上にはこれらの情報を狙う悪意のある第三者も存在します。もし、情報が盗まれてしまったら、金銭的な被害やプライバシーの侵害など、取り返しのつかない事態に繋がりかねません。 そこで重要となるのが「暗号化」という技術です。暗号化は、例えるならば、重要な情報を金庫に入れるようなものです。金庫は、正しい鍵を持っている人だけが中身を見ることができます。暗号化も同様に、情報を特殊な方法で変換することで、正しい鍵(復号鍵)を持っている人だけが元の情報を見られるようにします。仮に情報が盗まれても、暗号化されていれば、中身は解読できない暗号の状態なので、悪意のある第三者には内容を理解することができません。 このように、暗号化はインターネット上でやり取りされる重要な情報を守るための、必要不可欠なセキュリティ対策なのです。