米国土安全保障の要!CISAとその役割
- サイバーセキュリティの守護者、CISAとは
サイバーセキュリティの守護者、CISAとは、アメリカ合衆国土安全保障省(DHS)の外局機関である、サイバーセキュリティー・インフラセキュリティー庁(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)の略称です。
この組織は、アメリカのサイバーセキュリティと重要インフラの安全確保という重要な役割を担っています。比較的新しい組織で、設立は2018年ですが、近年、世界中でサイバー攻撃の脅威が高まっていることを受け、その重要性は増すばかりです。
CISAは、政府機関や民間企業と連携し、サイバー攻撃からアメリカを守るための様々な活動を行っています。具体的には、最新のサイバー脅威に関する情報の収集・分析や、サイバー攻撃を受けた際の対応支援、そして、企業や組織がサイバー攻撃に対する防御体制を強化するためのガイダンス提供などが挙げられます。
近年、電力網や通信網といった、私たちの生活に欠かせない重要インフラがサイバー攻撃の標的となるケースが増加しており、CISAの役割は一層重要になっています。CISAは、アメリカ国内だけでなく、国際的な連携も積極的に進めており、世界中の国々や組織と協力し、サイバーセキュリティ対策の強化に努めています。