デジタル時代における証拠保全:ESIとその重要性
- ESIとは
ESIとは、「電子的に保存された情報」という意味を持つ言葉で、普段私たちが何気なく利用している様々なデジタルデータのことを指します。
例えば、日々の仕事のやり取りで使うメールや、重要な内容をまとめた文書ファイルなどは、誰もがESIだと感じるでしょう。
しかし、ESIはそれだけにとどまりません。写真や動画、音楽などの音声データもESIに含まれますし、企業であれば顧客情報などを管理するデータベースも該当します。
さらに、インターネットの閲覧履歴や、ソーシャルメディアへの投稿、友人とのメッセージのやり取りなども、実はESIとして扱われます。
近年、仕事でもプライベートでも、デジタルデータのやり取りは増加の一途をたどっています。それに伴い、ESIの重要性も増してきています。