資格情報盗難

マルウェア

Webブラウザの幽霊「BrowserGhost」にご用心

今日では誰もが利用するインターネットにおいて、情報を閲覧する際に欠かせないのがウェブブラウザです。日々の生活に欠かせないツールとなっていますが、その便利な機能の裏には、危険が潜んでいることを忘れてはいけません。近年、ウェブブラウザを狙った悪質な道具が増加しており、注意が必要です。 その中でも、「ブラウザゴースト」と呼ばれるものは、ウェブサイトを閲覧するユーザーの情報を盗み出す危険な道具の一つです。ウェブサイトを利用する際に入力する、利用者を識別するための記号や、秘密の文字列などを盗み出すことを目的としています。 ブラウザゴーストは、ウェブブラウザのセキュリティ上の弱点をつき、ユーザーが気づかないうちに密かに情報を盗み出すため、被害に遭っていることに気づくことは非常に困難です。例えば、信頼できる企業のウェブサイトに酷似した偽のウェブサイトを表示させ、利用者を騙して記号や文字列を入力させて盗み出すといった巧妙な手口が用いられます。 このような被害から身を守るためには、怪しいウェブサイトへのアクセスを避けることはもちろん、ウェブブラウザやセキュリティソフトを常に最新の状態に保つことが重要です。そして、ウェブサイトで重要な情報を入力する際には、本当に安全なサイトなのかをしっかりと確認することが大切です。