資格情報窃取

認証

危険な認証プロトコルにご用心!

- 認証プロトコルとは?インターネットは、買い物や情報収集など、私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、便利な反面、個人情報や機密情報など、大切な情報が悪意のある第三者に盗み見られる危険性も孕んでいます。そこで重要となるのが「認証」という仕組みです。ウェブサイトやシステムにアクセスする際、本当にアクセスを許可された人物なのかどうかを確かめる手続きのことです。この認証を安全かつ円滑に行うために、様々なルールが定められています。これが「認証プロトコル」です。認証プロトコルには、パスワードを使ったログインや、クレジットカードに搭載されているICチップのような電子証明書など、様々な種類があります。私たちが普段何気なく利用しているサービスの裏側では、これらのプロトコルが複雑に組み合わさり、セキュリティを確保しているのです。インターネットを安心して利用するためには、認証プロトコルの存在と重要性を理解することが大切です。そして、パスワードの管理を徹底するなど、私たち一人一人がセキュリティ意識を高めていくことが求められています。
マルウェア

Webブラウザの幽霊「BrowserGhost」にご用心

インターネットを閲覧する際に欠かせないウェブブラウザですが、その利便性の裏には、目に見えない脅威が潜んでいることがあります。近年、セキュリティ関係者の間で「ブラウザゴースト」と呼ばれるツールが注目を集めています。これは、ウェブブラウザを標的にした悪意のある攻撃ツールのひとつで、利用者の重要な情報を盗み出すために作られました。 ウェブブラウザは、インターネットへの入り口となる重要な役割を担っており、電子メールの送受信、ネットショッピング、オンラインバンキングなど、様々なサービスを利用する際に欠かせないツールとなっています。しかし、その一方で、ウェブブラウザは攻撃者にとっても格好の標的となっています。ブラウザゴーストのような攻撃ツールは、ウェブブラウザの脆弱性やセキュリティの隙を突いて、利用者のコンピュータに侵入しようとします。 ブラウザゴーストは、利用者が気づかないうちに、パスワードやクレジットカード情報、個人情報などを盗み出す可能性があります。また、攻撃者が利用者のコンピュータを乗っ取り、遠隔操作するといった危険性も孕んでいます。このような攻撃から身を守るためには、ウェブブラウザやOS、ソフトウェアを常に最新の状態に保つことが重要です。さらに、信頼できるセキュリティソフトを導入し、怪しいウェブサイトへのアクセスを避けるなど、日頃からセキュリティ対策を意識することが大切です。
サイバー犯罪

盗聴にご用心!リプレイ攻撃から身を守る方法

- リプレイ攻撃とはネットワークを介した通信において、悪意のある第三者が過去の正当な通信データを不正に再利用することで、システムに侵入したり、なりすましを行ったりする攻撃手法を「リプレイ攻撃」と呼びます。例えるなら、過去に録音した会話の内容を、あたかも今話しているかのように相手に聞かせるようなものです。例えば、あなたがオンラインバンキングにログインする際、ユーザー名とパスワードを送信するとします。もし、悪意のある第三者がこの通信内容を盗聴し、そのまま銀行のシステムに再送信した場合、攻撃者はあなたになりすまして不正にログインできてしまう可能性があります。リプレイ攻撃は、通信内容を盗聴し、それをそっくりそのまま再送するという単純な仕組みであるため、一見対策が難しそうに思えます。しかし、タイムスタンプの付与や、一回限りの認証コードの利用など、様々な対策技術が開発されています。リプレイ攻撃から身を守るためには、利用するサービスが適切なセキュリティ対策を講じているかを確認することが重要です。また、個人レベルでは、複雑なパスワードを設定したり、二段階認証を有効にするなど、セキュリティ意識を高めることが大切です。