BOD 22-01

脆弱性

緊急対策が必要!悪用が確認された脆弱性とは?

- 実際に悪用されている脆弱性のリスト 情報通信技術の進歩に伴い、私達の生活は便利になる一方、 cyber空間における脅威 も増加の一途をたどっています。日々、様々な攻撃の手口が開発され、私達の大切な情報が危険に晒されています。 実際に悪用されている脆弱性(KEV)は、アメリカのサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が公表しているリストです。このリストは、 実際に悪意のある攻撃者に利用されたことが確認された脆弱性 を集めたもので、既知の脆弱性データベースであるCVEの中から特に危険性の高いものが厳選されています。 KEVに掲載されている脆弱性は、 標的型攻撃からランサムウェア攻撃、そしてウェブサイトの改ざんなど、多岐にわたる攻撃 に悪用されています。攻撃者はこれらの脆弱性を悪用し、企業や組織のネットワークに侵入し、機密情報を盗み出したり、システムを破壊したりします。 CISAは、 KEVに掲載された脆弱性に対する対策を迅速に実施することを強く推奨 しています。具体的には、ソフトウェアのアップデートやセキュリティパッチの適用、セキュリティ設定の見直しなどが挙げられます。 情報セキュリティは、 一人ひとりが意識し、適切な対策を講じること が重要です。KEVは、私達にサイバー攻撃の現状と対策の重要性を再認識させてくれます。日頃から情報収集を行い、最新の情報に基づいた対策を心がけましょう。