ClipboardHijacker

マルウェア

見えない罠!クリップボードハイジャッカーにご用心

今日では、誰もが当たり前のようにインターネットを使い、たくさんの情報をやり取りしています。ウェブサイトのアドレスやメールアドレス、パスワードといった大切な情報も、一瞬で別の場所に移動したり、複製したりできるようになりました。 この「コピー&ペースト」は、とても便利で、私たちの生活に欠かせない機能となっています。しかし、その裏には、危険が潜んでいることを忘れてはいけません。 悪意のあるプログラムの一つに「クリップボードハイジャッカー」と呼ばれるものがあります。これは、コピー&ペーストの機能を悪用し、私たちがコピーした情報を盗み見ようとするものです。 例えば、インターネットバンキングを利用する際、口座番号をコピーして貼り付けたとします。もし、この時にあなたの知らない間にクリップボードハイジャッカーが動作していたら、あなたの大切な口座番号は盗まれてしまうかもしれません。 クリップボードハイジャッカーから身を守るためには、セキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つことが重要です。また、信頼できないウェブサイトへのアクセスは避け、不審なメールに添付されたファイルは開かないようにしましょう。日頃から、情報セキュリティに対する意識を高め、安全にインターネットを利用できるように心がけましょう。
マルウェア

見えない罠!クリップボードハイジャッカーにご用心

インターネットの普及により、私達は日々膨大な量の情報を扱うようになりました。ウェブサイトの住所を複製して閲覧ソフトに貼り付けたり、資料の一部を複製して別の書類に貼り付けたりと、複製&貼り付け機能はもはや欠かせないものとなっています。 しかし、この便利な機能の裏には、目に見えない脅威が潜んでいることをご存知でしょうか? それが、今回ご紹介する「貼り付け場所を乗っ取る悪意のあるプログラム」です。 私達が何気なく利用している複製&貼り付け機能ですが、その仕組みは、コピーしたデータを一旦、装置内の「クリップボード」と呼ばれる一時的な保管場所に保存するというものです。 このクリップボードは、異なるソフト間でデータのやり取りをする際にも利用されます。 例えば、文書作成ソフトで作成した文章の一部を複製し、電子メールソフトに貼り付けて送信するといった場合です。 悪意のあるプログラムは、このクリップボードの仕組みに目を付けました。 クリップボードの内容を監視し、そこに保存されたデータが、装置を操作するための特別な文字列や、個人情報を含む重要な情報だった場合、こっそりと別の内容に書き換えてしまうのです。 利用者は、何も知らずに書き換えられたデータを貼り付けてしまいます。 その結果、意図せず危険なウェブサイトにアクセスさせられたり、個人情報を盗み取られたりする危険性があります。 便利な機能の裏に潜む、目に見えない脅威から身を守るためには、セキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つことが重要です。 また、信頼できないウェブサイトからのダウンロードや、不審な添付ファイルを開封することは避けましょう。 日頃から情報セキュリティへの意識を高め、安全なインターネット利用を心がけましょう。