企業を守るEASMのススメ
- はじめにと昨今、悪意を持った第三者によるインターネットを介した攻撃は、巧妙化の一途を辿っており、企業はセキュリティ対策に頭を悩ませています。特に、組織外部からの攻撃に対して、自社のシステムのどこに脆弱性があるのかを把握することは容易ではありません。
企業は、顧客情報や機密情報といった重要な情報を守るため、ファイアウォールや侵入検知システムなど、様々なセキュリティ対策を講じています。しかし、攻撃手法は日々進化しており、既存の対策だけでは十分とは言えない状況になりつつあります。
そこで、近年注目されているのがEASM(External Attack Surface Management)です。 EASMとは、企業や組織の外部から見えるシステムやアプリケーションを網羅的に把握し、攻撃者が狙う可能性のある脆弱性を発見・分析するものです。
EASMを活用することで、企業は自社のセキュリティ対策の現状を客観的に把握し、より効果的な対策を講じることが可能となります。