データベースセキュリティ対策の新潮流:Guardiumとは
- データベースの守りを固めるGuardium
近年、企業が顧客情報や機密データなどを狙ったサイバー攻撃が増加しています。特に、重要なデータが集約されるデータベースは、攻撃者にとって格好の標的となっています。もし情報漏洩が発生すれば、企業は信用を失墜し、甚大な損害を被る可能性があります。
こうした脅威からデータベースを守るために注目されているのが、IBM Security Guardiumです。Guardiumは、データベースに対するセキュリティ対策と監査・記録機能を統合的に提供する、強固なセキュリティ対策のソリューションです。
Guardiumは、データベースへのアクセス状況を監視し、不正なアクセスや疑わしいクエリをリアルタイムで検知します。もし、不正なアクセスを検知した場合には、直ちに接続を遮断したり、管理者に警告を発令するなどして、被害を最小限に抑えます。
また、Guardiumは、誰が、いつ、どのデータにアクセスしたのかを詳細に記録します。この記録は、万が一、情報漏洩が発生した場合の原因究明や、インシデント対応に役立ちます。さらに、アクセス制御や暗号化などの機能も備えており、データベースへのアクセスを厳格に管理することで、情報漏洩のリスクを大幅に低減します。
Guardiumは、様々なデータベースに対応しており、既存のシステム環境に柔軟に導入することができます。データベースのセキュリティ対策に頭を悩ませている企業にとって、Guardiumは強力な味方となるでしょう。