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サイバー犯罪

見破れますか?巧妙化するホモグラフ攻撃

- 巧妙化する偽サイトインターネットは私たちの生活に欠かせないものとなり、買い物や銀行取引など、様々な場面で利用されています。しかし、便利な半面、悪意を持った第三者による攻撃のリスクも増大しています。中でも、本物そっくりに作られた偽のウェブサイトに利用者を誘導し、個人情報を盗み取ろうとする「フィッシング詐欺」の被害が後を絶ちません。フィッシング詐欺では、巧妙に作られた偽のウェブサイトが利用されます。本物の銀行やショッピングサイトと見分けがつかないほど精巧な偽サイトも存在し、アクセスした利用者は、偽サイトと気づかずにIDやパスワードなどの重要な個人情報を入力してしまうケースが少なくありません。近年、フィッシング詐欺の手口はますます巧妙化しています。例えば、メールやSMSで本物と見分けがつかないような偽のURLを送りつけ、偽サイトに誘導するケースや、検索サイトの広告を利用して偽サイトを表示させるケースも確認されています。また、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、これらの端末を狙ったフィッシング詐欺も増加しています。このような巧妙化するフィッシング詐欺から身を守るためには、利用者一人ひとりがセキュリティ意識を高めることが重要です。安易にURLをクリックしたり、個人情報を入力したりする前に、アクセスしたウェブサイトが本当に安全かどうかを確認する習慣を身につけましょう。具体的には、ウェブサイトのURLが正しいか、セキュリティソフトが反応していないかなどを確認することが大切です。少しでも不審な点があれば、アクセスを控える、個人情報を入力しないなどの対応を心がけましょう。