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インターネットの安全を守る裏方!IETFってどんな組織?

私たちが日常的に利用しているインターネット。動画を見たり、買い物をしたり、友人と連絡を取ったりと、今や生活に欠かせないものとなっています。しかし、この便利なインターネットは、実は目立たないところで活躍する「縁の下の力持ち」によって支えられています。それがIETF(Internet Engineering Task Force)と呼ばれる組織です。 IETFは、インターネット上で情報を正しくやり取りするためのルール、「プロトコル」の標準化を行っている団体です。インターネットは世界中に広がっているため、誰もが同じルールに従って情報を送受信できるように共通の規格が必要となります。IETFは、専門家が集まり、協議を重ねながら、新しい技術や変化するニーズに合わせて、インターネットをより良くするためのルール作りを行っています。 例えば、私たちがウェブサイトを閲覧する際に使われる「HTTP」や「HTTPS」、メールの送受信に使われる「SMTP」、インターネット電話などで利用される「VoIP」など、インターネットに欠かせない様々な技術の標準化をIETFは担っています。IETFの活動により、私たちは世界中の様々な人と情報を共有し、快適にインターネットを利用することができるのです。 インターネットは、もはや特定の国や企業のものではなく、人類共通の財産とも言えるでしょう。そのインターネットを支えるIETFの活動は、私たちの生活を陰ながら支える重要な役割を担っていると言えるでしょう。