Webアプリを守る盾! SecureSphereとは?
- Webアプリケーションファイアウォールとは
インターネットを通じて様々なサービスを提供するWebアプリケーションは、今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。しかし、その利便性の裏では、悪意のある攻撃者から常に狙われているという側面も持ち合わせています。日々巧妙化する攻撃の手口からWebアプリケーションを守るための対策として、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の導入が注目されています。
従来型のファイアウォールは、外部からの不正アクセスを遮断することで、ネットワーク全体を保護してきました。しかし、Webアプリケーション特有の複雑な通信内容を解析することは難しく、攻撃を正確に見分けることができませんでした。そこで、Webアプリケーションへのアクセスだけを重点的に監視し、不正なアクセスをブロックするのがWAFの役割です。
WAFは、Webアプリケーションとインターネットの間に設置され、全ての通信を監視します。そして、あらかじめ設定されたルールに基づいて、攻撃とみなされる通信を遮断します。例えば、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといった、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を検知し、未然に防ぐことが可能となります。
このように、WAFはWebアプリケーションを標的とした攻撃から守るための重要なセキュリティ対策として、ますますその必要性が高まっています。