SMTP

メール

迷惑メール対策のOP25Bとは?

迷惑メール、いわゆるスパムメールは、私たちのメールボックスに日々大量に届きます。本当に必要なメールを探す手間が増え、貴重な時間を奪われることは、誰しもが経験するのではないでしょうか。メールボックスを開くたびに、大量のスパムメールにうんざりさせられる人もいるでしょう。しかし、迷惑メール問題は、単に煩わしいだけではありません。中には、巧妙に偽装されたフィッシングメールも紛れているのです。フィッシングメールとは、銀行やクレジットカード会社など、実在する企業を装って、本物そっくりのメールを送信し、パスワードやクレジットカード番号などの重要な個人情報を盗み取ろうとする悪質なメールのことです。だまされたと気づかずに、うっかり偽のウェブサイトにアクセスしてしまったり、個人情報を入力してしまったりすると、金銭的な被害を受けたり、個人情報が漏洩したりする危険性があります。そして、盗まれた個人情報は、犯罪に悪用されたり、他の人の手に渡ったりする可能性もあります。このように、悪質なスパムメールは、私たちの安全を脅かす深刻な問題なのです。
メール

見えない脅威:エンベロープ情報とセキュリティ

- エンベロープ情報とは エンベロープ情報とは、電子メールのヘッダー部分に含まれる、いわば手紙の「表書き」のような情報です。 手紙を送る際、私たちは封筒に宛先や差出人を書き込みますよね。電子メールにも、これと同じように、メールの送信や受信に必要な情報が記された部分が存在します。これがエンベロープ情報です。 具体的には、送信者のメールアドレス、宛先のメールアドレス、メールの送信日時などが記録されています。 エンベロープ情報は、メールの本文を読むことなく確認することができます。そのため、誰が誰に、いつメールを送ったのかといった情報は、メールを開封せずとも把握することが可能です。 例えば、メール転送サービスなどでは、このエンベロープ情報を利用してメールを適切な宛先に届けています。また、迷惑メールフィルターでも、エンベロープ情報に含まれる送信元アドレスなどを基に、迷惑メールの判定を行うことがあります。