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URLってなんだろう?~インターネットの住所を理解しよう~

私たちが日々利用するインターネット。そこには無数のウェブサイトが存在し、私たちは様々な情報にアクセスしています。その際、必ずと言っていいほど目にするのがURLです。URLは「Uniform Resource Locator」の略で、日本語では「統一資源位置指定子」と呼びます。ウェブサイトを見たり、画像を表示したりする際に目にする、あのhttpから始まる文字列がURLです。URLはインターネット上に存在する、ウェブサイトや画像、動画といったデータがどこにあるのかを示す、いわばインターネット上の住所のような役割を果たしています。 例えるなら、インターネットという広大な街の中に、無数のウェブサイトという建物が建っているとします。そして、それぞれの建物には住所が割り振られており、その住所こそがURLです。私たちがウェブサイトを見たいときには、ブラウザにURLを入力することで、目的のウェブサイトへアクセスします。これは、インターネットという街の中で、目的の建物の住所を指定して訪れているのと同じです。URLは、私たちがインターネット上の膨大な情報の中から、目的の情報へアクセスするために欠かせないものなのです。
その他

Webサイト運営に潜むSSIの罠

- SSIとはSSI(サーバーサイドインクルード)は、ウェブページを表示する際に、サーバー側で動的に処理を行う仕組みです。具体的には、HTMLファイルの中に特定のコマンドを埋め込んでおき、ウェブサーバーがそのコマンドを実行した結果を、クライアントに返すことで実現されます。例えば、ウェブサイトのフッター部分を共通化したい場合、SSIを使えば、フッターの内容を記述した外部ファイルを、全てのページに自動的に挿入することができます。このように、SSIはウェブサイトの構築や更新を効率化するのに役立ちます。-# SSIのメリットSSIを使用する主なメリットは、ウェブサイトの保守管理の負担を軽減できる点にあります。具体的には、以下のようなメリットがあります。* 共通部分の変更を一度で行えるSSIを使うことで、例えば、ウェブサイトのフッターやヘッダーなど、共通して使用する部分を外部ファイル化し、HTMLファイルに埋め込むことができます。これにより、共通部分に変更があった場合でも、外部ファイルを編集するだけで、ウェブサイト全体の修正を一度に反映させることができます。* HTMLファイルの記述量を削減できる共通部分を外部ファイル化することで、HTMLファイル自体に記述する量が減り、ファイルサイズを小さくすることができます。* ウェブサイトの表示速度向上に繋がるHTMLファイルのサイズが小さくなることで、ウェブサイトの表示速度が向上する可能性があります。しかし、SSIは便利な反面、セキュリティリスクが存在することも忘れてはなりません。外部ファイルを読み込む機能が悪用されると、攻撃者がウェブサイトを改ざんできてしまう可能性があります。SSIを使用する際は、セキュリティ対策を適切に行う必要があります。
ネットワーク

快適なネット体験の裏側:キャッシュの働き

ウェブサイトを閲覧する時、画面には一瞬で情報が表示されますが、裏側では表示速度を上げるための様々な工夫が凝らされています。その中でも、「キャッシュ」は、ページを高速表示する上で重要な役割を担っています。 キャッシュとは、一度表示したウェブサイトのデータ(画像や文章の構成情報など)を、あなたのパソコンやスマートフォンといった端末、あるいはインターネットの接続経路に一時的に保管しておく仕組みです。 例えば、あなたが通販サイトで洋服を探しているとします。最初はたくさんの写真や商品情報がウェブサイトから読み込まれるため、ページが表示されるまでに少し時間がかかるかもしれません。しかし、一度表示されたページのデータはキャッシュとして保存されます。そのため、次に同じページを開く時、あるいは他の商品を見ようとページを移動する時には、すでに保存されているデータが活用されるため、ページの表示が速くなるのです。 このように、キャッシュはウェブサイトの表示を高速化し、快適なネット環境を実現する上で欠かせない技術の一つと言えるでしょう。