Webアプリのセキュリティ対策:コードインジェクションとは?

Webアプリのセキュリティ対策:コードインジェクションとは?

セキュリティを知りたい

先生、「コード・インジェクション」ってなんですか?セキュリティの本で見たんですけど、よく分からなくて。

セキュリティ研究家

「コード・インジェクション」は、悪意のある人がプログラムの隙をついて、本来実行されるべきでない命令を埋め込む攻撃のことだよ。例えば、ウェブサイトの入力フォームに、プログラムの一部を紛れ込ませて、システムを乗っ取ったり、情報を盗み出したりするんだ。

セキュリティを知りたい

へえ、まるでコンピューターに偽の命令書を送り込むみたいですね!どうやってそんなことをするんですか?

セキュリティ研究家

そうだね。例えば、ウェブサイトで名前を入力する欄があったとする。普通は文字を入力するよね?でも、悪意のある人は、そこにプログラムのコードをこっそり入力するんだ。もし、そのウェブサイトがセキュリティ対策をしっかりとしていなければ、入力されたコードが実行されてしまう可能性があるんだよ。

コード・インジェクションとは。

安全性を高めるために、「コード・インジェクション」について学びましょう。「コード・インジェクション」とは、ウェブアプリケーションへの攻撃の一つで、アプリケーションに本来とは異なるプログラムを送り込むことで悪用するものです。アプリケーションが不適切なデータや値を処理できない場合、そこが弱点となってしまいます。攻撃者は不正なプログラムを送り込み、アプリケーションに実行させることで、開発者が意図していない動作を引き起こす可能性があります。

コードインジェクションとは

コードインジェクションとは

– コードインジェクションとは

コードインジェクションとは、インターネット上のサービスなどを悪用しようとする者が、本来は想定されていないプログラムのコードを埋め込み、それを実行させることで、重要な情報を盗み出したり、システムを思い通りに操作したりする攻撃手法です。

インターネット上で様々なサービスを提供するウェブサイトやアプリケーションは、ユーザーからの情報を元に様々な処理を行います。例えば、ユーザーが入力した検索ワードを元にデータベースから情報を探し出し、その結果を表示する、といった処理が行われています。

もし、悪意のある者が、検索ワードを入力する欄に、データベースを操作するようなプログラムのコードを埋め込んだとします。そして、ウェブサイトやアプリケーション側が入力内容を適切に確認せずに、そのままデータベースに命令を送ってしまった場合、悪意のある者が埋め込んだコードが実行されてしまい、情報漏えいやシステムの改ざんなど、深刻な被害に繋がる可能性があります

このような攻撃を防ぐためには、ウェブサイトやアプリケーション側で、ユーザーからの入力内容を厳密にチェックし、プログラムのコードとして解釈される可能性のある文字列を無害化するなどの対策を施すことが重要です。

攻撃手法 概要 対策
コードインジェクション Webサービスなどに対し、想定外のコードを埋め込み実行させることで、情報漏えいやシステム改ざんなどを引き起こす攻撃。 ユーザーからの入力内容を厳密にチェックし、コードとして解釈される可能性のある文字列を無害化する。

攻撃の手口

攻撃の手口

– 攻撃の手口

インターネット上には、残念ながら悪意を持った攻撃者が存在し、あの手この手で機密情報やシステムを狙っています。具体的な攻撃の手口として、ここでは「クロスサイトスクリプティング」と呼ばれるものを例に挙げ、その危険性について解説します。

ウェブサイトは、ユーザーが情報を入力するための「入力フォーム」を備えていることがよくあります。例えば、会員登録の際に名前やメールアドレスを入力する場面を想像してみてください。攻撃者は、この入力フォームに悪意のあるプログラムコードを紛れ込ませようとします。

もしも、ウェブサイト側で入力内容のチェックが甘く、そのまま処理されてしまうと大変危険です。攻撃者の仕込んだコードが実行され、ウェブサイトにアクセスした他のユーザーの個人情報が盗まれたり、ウェブサイトそのものが改ざんされたりする可能性があります。

ウェブサイトの運営者は、このような攻撃からユーザーを守るために、入力内容を厳重にチェックする仕組みを導入する必要があります。また、ユーザー自身も、不審なウェブサイトは利用しない、安易に個人情報を入力しないなど、自衛策を講じることが重要です。

攻撃手法 概要 対策
クロスサイトスクリプティング 攻撃者がWebサイトの入力フォームなどに悪意のあるコードを埋め込み、サイト訪問者の情報を盗んだり、Webサイトを改ざんしたりする攻撃
  • Webサイト運営者は入力内容のチェックを厳重にする
  • ユーザーは不審なWebサイトを利用しない、安易に個人情報を入力しない

具体例

具体例

例えば、インターネット上で会員登録を行う場面を想像してみてください。会員登録の際には、氏名を入力する欄がありますよね。通常、この欄には「山田 太郎」のように、氏名のみが入力されることを想定して作られています。

しかし、悪意を持った利用者がいたずら目的で、「山田 太郎’– ‘; 会員情報を全て削除;–」などと入力したとしましょう。もし、ウェブサイトを運営している側が入力内容のチェックを怠っていた場合、データベースに対して「会員情報を全て削除」という命令が実行されてしまうかもしれません。これは、ウェブサイトのシステムに備わっている「データベースを操作する」という機能を悪用し、本来とは異なる動作をさせてしまう攻撃です。このように、悪意のある命令を埋め込むことで、ウェブサイトやシステムに深刻な被害をもたらす危険性があります。

項目 内容
状況 インターネット上の会員登録
問題点 入力内容のチェックが不十分
悪用の例 氏名欄に「山田 太郎’– ‘; 会員情報を全て削除;–」と入力
結果 データベース操作の悪用により、会員情報が削除される
教訓 悪意のある命令入力を防ぐため、入力内容のチェックは必須

対策

対策

– 対策

では、悪意のある攻撃からどのように身を守れば良いのでしょうか?

最も重要なのは、利用者が入力した情報が全て正しいとは限らないという意識を持つことです。どんな情報にも悪意が隠されている可能性があると疑い、適切な処理を行う必要があります。

具体的には、入力された値のチェックと、特別な意味を持つ記号などを無効化する処理が有効です。

入力値のチェックとは、文字の種類や文字数、書式などが、あらかじめ決められたルールに従っているかを確かめることです。例えば、数字のみ入力できる欄に、文字列が含まれていないかをチェックします。

また、特別な意味を持つ記号などを無効化する処理は、悪意のあるプログラムの命令文が実行されるのを防ぎます。

これらの対策を組み合わせることで、より安全なシステムを構築することができます。

対策 詳細
入力値のチェック 文字の種類、文字数、書式などがルールに従っているか確認
例: 数字のみ入力できる欄に、文字列が含まれていないかチェック
特別な意味を持つ記号などを無効化 悪意のあるプログラムの命令文が実行されるのを防ぐ

まとめ

まとめ

– まとめ悪意のあるコードを埋め込まれる「コードインジェクション」は、ウェブアプリケーションを作る人が常に意識しておくべき脅威です。しかし、適切な対策をきちんと講じることで、その危険性を大きく減らすことができます。ユーザーが入力した情報は、常に疑ってかかる必要があります。悪意のあるコードが含まれていないか、厳密にチェックし、適切な処理を行うことが重要です。具体的には、ユーザーからの入力内容をそのまま利用するのではなく、特別な意味を持つ記号などを無害化する「エスケープ処理」などを施す必要があります。さらに、開発に利用するフレームワークやライブラリを常に最新の状態に保つことも大切です。そして、セキュリティに関する最新の情報を入手し、アプリケーションの安全性を維持するために必要な対策を継続的に行っていくことが重要です。新しい攻撃手法なども日々生まれているため、常に学び続ける姿勢が重要です。

脅威 対策
コードインジェクション – ユーザー入力の検証
– エスケープ処理
– フレームワークやライブラリの更新
– セキュリティ情報の収集と対策の実施
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